部屋探しを完全に変える

けど、部屋探しって意外と楽ね。「マジ?」ええ。「んー。余程、天運に恵まれたのかな?」さあ。「どーゆー場所を中心に、部屋探し?」

んー、なるべく都心から離れ。「ふむ」駅より遠く…。「へえ」人が全然おらん場所。「僻地?」そーゆー表現は嫌。「じゃあ何?」田舎…?「それほど山奥?」

ちょ、極端ねぇ。山は言いすぎ…。「貴女が言ったのよ?」田んぼはあるけど。「ほら、同じ!」くっ、馬鹿扱い?

「違うけど。まさか部屋探しが、一軒家へ変わってるとはねぇ」え?一応、アパートよ?「本当?」当然。残念な話、私の貯金じゃお家は買えぬわ。

「ふむ、貧乏か」別に貧乏っつー事は…。ただの部屋探しだから!「じゃあ、何で僻地へ?」また!もー…嫌!「本当の事だし!」喧嘩ふっかける訳?

「むー。って、やめやめ。私達が争う理由ゼロ」そうね。姉妹が争い、万一怪我でもすれば、両親へ申し訳ありません。

「仲直り!」YES!「ふぅ、分った。とにかく…おめでと!」おぉ!祝福?「当然。今度、引っ越し祝いね」